ゆっきーの砂場

2022年の振り返り

2022年12月29日 投稿

はじめに

去る2022年、今年は大学卒業に新卒入社と様々なビックイベントがありました!
この記事では、そんなビックイベントの数々を振り返っていきます。

出来事まとめ

大学卒業

今年の春、4年間の大学生活を終え地方の情報系の大学を卒業しました。
ボロボロだった就活や最後まで苦労した研究、実務での開発経験を積みたかったのに機会を得ることができなかった、、など、今となっては過去の話ですが、当時は本当に色々なことに悩んでいました。インターンの選考や就活などにおいて、大学で身につけた知識がほとんど評価されなかったことから、やや自暴自棄になったりもしていました。
しかし、実際に働いていく中で大学で身につけた知識は確かに役に立っており、今になってあのとき勉強しといてよかった、と感じています。

新卒入社

今年の春、新卒で某SIerに入社しました。
右も左もわからない中はじまった研修で、同期たちと一緒にVueやTypeScriptの勉強、AWS SAAの取得などを行いました。研修が終わった人から順に案件に配属だったため、この時は早く配属されたいという思いから急いで研修を終えてしまいました。しかし、後に話を聞いたところでは、ここで急がずに同期同士の友好を深めていた人も多かったそうで、少し後悔しました。
その後、同期と関わる機会はどんどん減っていったため、今思えば研修は交友面でも大変貴重な時間でした。

がむしゃらにできることを探した

案件に配属されて、最初は振っていただいた内部改善タスクのような仕事をこなしていました。しかし、与えられた仕事はすぐに終わるため、新しい仕事を振ってもらうためにももっとできることをやろうと思い、先輩へのヒアリングや仮説検証などを通して、技術的な課題の解決に努めていました。
この時行ったタスクは実際役に立っているほか、新たな課題の発見等にも繋がったため結果的にはやってよかったのですが、今振り返ると当時は追加開発の要件定義フェーズの真っ只中で、先輩方が求めていたのは仕様を瞬時に理解し、要件定義に加わることのできる強力な人材だったように思います。そのため、本来なら自分は真っ先に要件の理解に努めるべきでした

初めての対面社外勉強会登壇(JAWS-UGコンテナ支部)

初めて社外の対面の勉強会に登壇しました。
何かの勉強会に登壇してみたい!と思っていたところ、偶然Twitterで初心者登壇歓迎のAWSのコンテナに関するLT会を開催するとの情報を見かけたため、とりあえず当時やっていたサーバーレス開発の知見を引っ提げて応募してみました。
当日行ってみると登壇者にガチの初心者は(自分を除いて)おらず、めちゃめちゃビビりました。。が、実際に発表してみると案外反応をいただけて、すごく嬉しかったです!
他の登壇者の発表も非常に面白く、本当に参加してよかったです!
、、ただ、懇親会の存在を忘れて帰ってしまったので、来年何かに登壇したら忘れずに懇親会参加します;;
発表に使ったスライドはこちら

設計・開発業務の本格化

要件定義が終わり、夏頃から今にかけて設計・開発業務が本格化しました。
設計ではユースケースモデリングとドメインモデリングを手探りで進めていきました。この時はまだDDDの理解が今より浅く、案件に関する業務知識も不十分だったためうまく設計を進めることができず、先輩にご迷惑をおかけした他、自分でもこの設計行為のメリットに気づくことができませんでした(当時は知らなかったのですが、この時点では設計に必要な資料は出揃っていませんでした。仮説を立てながら質問を繰り返して進めていれば、そういった不備にも素早く気づけていたのかもしれません)。
しかし、開発を進める中で、ドメインモデルをドメイン層に、ユースケースモデルをユースケース層に落とし込み、業務知識をそれぞれの実装に、詳細な仕様をテストコードに書いていくだけで綺麗なコードが生成されていくのに気づきここで初めてユースケースモデリングとドメインモデリングという設計行為の素晴らしさを体験しました

来年のための今年の反省

ここでは、上記のような数々の体験から、来年に活かせることをピックアップしてまとめていきます。

一期一会を大事に

新卒研修といい、JAWS-UGコンテナ支部のLT登壇後の懇親会といい、今年は人と関わる・知り合う機会には恵まれていたのに、その多くをもったいない形で終えてしまっていました。今後は一期一会を忘れず、出会った人とちゃんと関わることを大事にしていきたいです。

理論はすぐには役に立たないが必須になる

大学で勉強したCSの知識や手探りで行った設計など、理論はその意味を理解した時に非常に役に立つことがわかりました。今後もこれ何の役に立つんだ??みたいな理論に出会うことは多々あるとは思いますが、その度に先人の考えに逆らおうとせず、少なくとも頭の片隅に引き出しとして保存しておくようにします。

業務知識(ドメイン知識)がなければ何も実装できない

当たり前のことではあるのですが、業務知識がなければ人は何も実装できません。
自分は技術が大好きなため、つい技術の勉強・技術的課題の解決に走りがちですが、真っ先にドメイン知識を身につけることを忘れないように過ごします。

設計の勉強が急務

とりあえず「ユースケース駆動開発実践ガイド」を買ったので、まずはこの勉強から始めていきたいと思います。